Inner Light Companyの活動の一つに婦人科系がん患者の「語り場」の提供があります。
ただただ話をしてもらって、お互いに聞いてみたかったことなどを話す。その中で不安解消をしていただく場です
再建の話やウイッグのこと、治療や病院選びについて…マイブームや推しなども
今回の語り場も、たくさんの笑顔と安心感に包まれた時間となりました。
市内はもちろん、北九州からのご参加もあり、気づけばあっという間の7時間。(ご都合の良い時間帯で来てもらうスタイル)
それぞれが抱える想いや不安を言葉にしながら、少しずつ心が軽くなっていく――そんな時間でした。
今回の語り場では、ハンドお手入れコーナーを設けてみました。
こちらのキュアネイリストさんは、現役看護師さんや皮膚科の元看護師さん(元がんセンター勤務経験者)です。
私達患者は、ホルモン剤や抗がん剤などの治療の影響から乾燥や浮腫、爪が割れやすく、ネイルをして割れないようにしたりはするけど、診察時には外さないといけなかったりします。
ジェルネイルをしていると指に装着する心拍数を測る機械が使えはなかったりするからです。
キュアネイリストさんは、健康な爪を守るためのお手入れをして下さるので、安心してお手入れして頂けます。
お薬の影響で乾燥や割れやすくなった爪のお手入れ方法や、爪の切り方をやさしく教えてくださいました。
“ただのネイルケア”ではなく、心に触れるケアの時間でもありました。
この活動は、現在‟一般社団法人ピアリングの婦人科系がん患者会”の中で行っていますが、
将来的にはInner Light Companyとして、性別を問わずがんを経験された方や、支えるご家族・パートナーの皆さんが安心して話せる「語り場」を提供したいと考えています。
話すことで、心が軽くなる。
誰かの言葉が、明日を生きる力になる。
そんな場を、これからも大切に育んでいきます。
※写真はAIにてお顔や服装を変換しています。