明日は、ILCカルチャー倶楽部の外部講座の日。
福岡市内の小学校で行っている
**「柳川伝承まり作り」**の第2回目です。
お雛様の時期になると、テレビなどで柳川の風景が映し出されることも多く、その中でも目を引くのが、色鮮やかな飾りがたくさん吊るされた**「さげもん」**。
私も何度も目にしてきましたが、今回の講座を通して改めて知ることがたくさんあります。
華やかな「さげもん」の一つひとつに意味がある
たくさんの飾りが華やかに吊るされている「さげもん」。
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実は、あの飾りは一つひとつ手作り。
そして、それぞれに子どもの健やかな成長や幸せを願う意味が込められています。
前回の高学年の講座で先生がお話しされていた中で、特に印象に残ったのが**「蝉」**のお話でした。
さげもんには、蝉をかたどった飾りもあります。
長い期間を土の中で過ごし、地上へ出てくる蝉の姿に重ねて、**「忍耐強く育ってほしい」**という願いが込められているのだそうです。
ほかにも、赤ちゃんをかたどったものなど、さまざまな飾りがあります。
何気なく見ていた一つひとつに意味があると知ると、さげもんの見え方も変わってきます。
なぜ「51個」なの?
伝統的なさげもんは、7本の紐に7個ずつの飾りを吊るし、中央の柳川まりを合わせて全部で51個。
そこにも、子どもを想う願いがあります。
「人生50年」といわれた時代に、
50歳より、ひとつでも長く生きてほしい。
そんな願いが「51」という数に込められているといわれています。
華やかさの奥に、こんなにもたくさんの想いが込められていたんですね。
前回は「まりの芯」から
今回、子どもたちが挑戦しているのは、さげもんに吊るされる**「柳川まり」**です。
第1回目は、完成したまりに模様をつけるところからではありません。
まずは、芯になる「まり」を作るところから。
一つのものを完成させるために、土台から一つひとつ手作業で作っていきます。
テレビなどで華やかなさげもんを見ることはあっても、その一つひとつがどのように作られているのかまで知る機会は、なかなかありません。
見るだけではなく、自分の手で作ってみる。
そして、その背景にある意味や文化を知る。
こうした体験も、とても大切な「学び」だなと感じています。
そして明日は第2回目。
前回自分たちで作った「まりの芯」から、次の工程へ進みます。
どんなふうに、あの美しい柳川まりに近づいていくのでしょう。
私も明日の講座が楽しみです。